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カジマナのブフ・ブルギニヨン

久しぶりに柚木麻子さんの『BUTTER』に登場した料理です。連続殺人事件の容疑者カジマナは料理が得意で交際していた男達に手料理をふるまっていました。その中の一人が「彼女の作ったビーフシチューが美味しかった」と言い残していたのですが、カジマナ本人はそれが不服で「あれはビーフシチューじゃなくてブブ・ブルギニヨンだ」と主張し、そんな違いもわからないなんてとあきれたような態度をとります。

私も何を隠そうブフ・ブルギニヨンは作ったことも食べたこともありませんでした。この本を読んで一体どんなものか気になり、いくつかレシピを調べてみました。基本は牛肉を赤ワインで煮込む、コック・オ・ヴァンの牛肉バージョンという感じです。ただレシピによってはほぼ赤ワインだけで煮るものもありましたが、たいていコンソメやフォン・ド・ヴォ―を加えたらり、シェリービネガーなどを加えたりしています。私が今回作ってみたのはクレーム・ド・カシスを加えたバージョンです。

材料(2人分)

マリネ材料

  • 牛塊肉…300g
  • 赤ワイン…400㎖
  • 玉葱…1/2個
  • セロリ…1/2本
  • 人参…1/2本
  • ローリエ…1枚
  • 塩・胡椒…適宜
  • バター…15g
  • オリーブオイル…大匙1
  • 強力粉…大匙1
  • 缶詰のトマト…2個
  • 水…100㎖
  • ブイヨン…1個
  • クレーム・ド・カシス…30㎖
  • ハチミツ…適宜

作り方

1. 牛肉は大きめの一口大、セロリと人参は2~3㎝位の斜め切り、玉葱は櫛切りにする
2. 牛肉に軽く塩・胡椒をまぶし、野菜と一緒にボウルに入れ赤ワインに漬け込む。できれば一晩漬ける
3. マリネをザルに開け、赤ワイン、牛肉、野菜に分ける。牛肉は表面の水分を拭き取り、強力粉(分量外)をまぶしておく
4. 鍋にバター5gとオリーブオイル大匙1を入れて火にかける
5. バターが溶けたら、牛肉を入れ4面しっかりと焼く
6. 牛肉が焼けたら一旦皿によける
7. 牛肉を焼いた鍋にバターを10g足して、野菜をさっと炒める
8. 牛肉を戻し、強力粉を振りかけ混ぜる
9. 鍋に赤ワイン、水、コンソメ、缶詰のトマトを加え火にかけ、沸騰したらよわびにして灰汁を掬いながら1時間半から2時間煮込む
10. 牛肉が柔らかくなったら、ソースだけフライパンに取り分け、とろみがつくまで煮詰める

11. ソースを鍋に戻し、クレーム・ド・カシスを加え、塩、胡椒。ハチミツで味を調える

12. 器に盛りつけあれば生クリームを浮かべる。マッシュポテトやパスタなどを合わせてもよい

  • 今回牛肉はモモ肉を使用しましたが、こういったシチューメニューにはスネとかバラなどの硬い肉のほうが合うと思います。
  • たいていの料理本は赤ワインに牛肉を浸して一晩置くとなってますが、数時間でも大丈夫です。私は4時間位漬け込みました。

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