いろんな国の料理やオリジナル料理を紹介します。

ターフェルシュピッツ

ウィンナーシュニッツェルと並んでオーストリアを代表する料理です。牛肉を茹でる…という発想は日本人にはなかなか出てこないものかと思います。何せ日本は牛肉が高いから、スープに入れるのならともかく、だだ茹でるだけだと旨味が全部お湯の中に出てしまうので。でも、茹で汁はそのままスープになるので大丈夫。今回は2つ前の投稿にあるフリッターペンズッペのスープとして使いました。

牛肉は強火で煮ると固くなってしまうので、煮るとなると弱火で長時間煮込まなければなりせん。この料理のレシピを探っていたら、煮込み時間が5時間というのがありました!短いものでも2時間、圧力鍋でも2時間とか…気が遠くなりそうですね。そんな中で圧力鍋で20分というレシピを見つけたので藁にもすがる気持ちで20分でやってみました。そしたら、ちゃんと柔らかくなりました。時間は大切ですね。いくら美味しく食べるためとはいえ、5時間鍋の番をする気にはなれません。

ソースはリンゴのソースかほうれん草のソース、またはその両方をつけて食べるのが定番のようです。今回はほうれん草のソースを作ってみました。これが簡単で、意外に美味しかったのです。ヨーロッパの料理としては油が少ないので、油をとりたくないけど肉は食べたい…という方にはお勧めです。

材料(2人分)

  • 牛もも塊…300g
  • 玉葱…1個
  • 長葱…1/2本
  • 人参…2㎝
  • タイム…2枝
  • ローリエ…2枚
  • クローブ…2粒
  • ブイヨン…1個
  • 水…500㎖
ほうれん草…1/2束
サワークリーム…大匙2

作り方

1. 牛肉は軽く塩・胡椒をふり、クローブを差し込んでおく
2. 玉葱は皮を剥いて2つに切り、長葱は広めに斜めに切り、それぞれ切り口を下にしてフライパンで焼く
3. 圧力鍋に牛肉、玉葱、長葱、人参、ローリエ、タイム、ブイヨン、水を入れて蓋をする
4. 圧がかかったら20分圧力をかける、圧が抜けるまでそのまま置く
5. 圧力鍋の圧が抜けたら、肉を摂り出し水でさっと洗って拭いて、冷蔵庫で冷やしておく
6. ほうれん草は洗って適当な大きさに切り、耐熱容器に入れて電子レンジで約2分加熱する
7. 加熱したほうれん草はザルにあけて、サッと水をくぐらせる
8. ほうれん草の水気を絞り、包丁で細かく叩き、ブレンダーかミキサーに入れてピュレにする
9. ピュレ状にしたほうれん草にサワークリームを混ぜる
10. ほうれん草ピュレとサワークリームをよく混ぜ、ソースの出来上がり
11. 冷やしておいた牛肉を6等分、5㎜位の厚さに切る
12. 更に盛りつけてほうれん草ソースを添える
肉を取り除いた圧力鍋の中身は、ザルで漉して具とスープに分ける。スープは別料理にして具材はとろとろになっているので細かく刻んでスープに入れてもいい。
同じ皿にウィーン風ポテトサラダを盛りつけ、フリッターテンズッペ、サラダ、パンと合わせた献立例
  • 牛肉を煮込む時に入れる野菜は、玉葱、人参、セロリなどが定番のようですが、ストックがなかったので玉葱と長葱という取り合わせにしました。
  • ほうれん草ソースはピュレをホワイトソースなどで和えるレシピもありましたが、それよりもサワークリームはサッパリしていて良さそうに思います。サワークリームがない時はヨーグルトに塩を少し足すといいかもしれません。

旗をクリックすると、その国の料理一覧に飛びます。