その昔、コメルシー地方のあるお城で開かれていた晩餐会で、何かがあって機嫌を損ねた料理人がデザートを出す帰ってしまいました。さあ大変。まだデザートを待っているお客さんが待機しています。そこで女中のマドレーヌがおばあちゃんに習ったというこの焼き菓子を作って出したら、集まっていたお客さんは大満足…といいう言い伝えがあります。これがどこまで史実に正確なのかは不明のようですが、マドレーヌは素朴で美味しいですよね。
私がお菓子作りを始めた頃は、マドレーヌ型が売ってなくもなかったですが、素人はギザギザの丸い型を使って作るのが一般的でした。マドレーヌが入って来た当初、日本にはマドレーヌ型のような複雑な型を造る技術がまだなかったため、あのギザギザの型が流布したそうです。作り方もどちらかと言うとスポンジケーキのような作り方でした。逆にここに載ってるレシピのほうが簡単なのですが、何故あの作り方が主流になったのかは謎です。









