アフタヌーンティーのケーキのひとつでもあるヴィクトリアン・サンドウィッチを作ってみました。基本のレシピは丸型で焼いたバターケーキを水平にスライスして、ラズベリージャムとクロテッドクリームを挟み、上に粉砂糖をふりかける…というものです。バターケーキでなくスポンジケーキ、クロテッドクリームでなくホイップクリーム、ラズベリージャムでなくイチゴジャムなどさまざまなヴァリエーションがあります。英国では同じ大きさの型を2つ用意して同時に焼いて重ねるのが定番のようですが、日本では一つの型で焼いてスライスするのが主流になっています。
ちなみにアフタヌーンティーで食べられる定番の三大ケーキは、キャロットケーキ、レモンドリズルケーキとこのビクトリアン・サンドウィッチなのだそうです。ヴィクトリアン・サンドウィッチは日本のショートケーキの原型だという説もあります。
日本ではクロテッドクリームは高価なので、脂肪分40%以上の生クリームで代用します。瓶で作りやり方とハンドミキサーを使うやり方、2つを紹介します。ハンドミキサーを使ったほうが、やはりラクなのですが、味はどうしても砂糖なしのホイップクリームになってしまいます。瓶でシェイクしたほうが大変ですがクロテッドクリームの味に近づくような気がします。


1. バターをホイッパーで柔らかくなるまで混ぜ、砂糖を少しずつ加えながら混ぜ込んでいく

2. 溶いた卵を最低3回に分けてホイッパーで混ぜる。まとまったら粉類を加えゴムベラでさっくり混ぜる

3. 生地ができたら型の中に流し入れる。オーブンを170℃に設定しなおし、約30分焼く

4. 焼きあがったら網の上で冷ます
ハンドミキサーがあれば初心者でも簡単にできてしまうオールインワン製法を紹介します。ポイントはバターを柔らかくしておくこと。簡単にできますが、ベーシックな作り方と比べると生地の膨らみが悪いという欠点があります。

バターをハンドミキサーであらかじめ柔らかくホイップしておいて、卵、砂糖、小麦粉を一気に入れてハンドミキサーで攪拌します。そしてベーシックと同じように焼きます

焼き上がり。上のベーシックの写真と比べると若干厚みが足りないのがわかりますか?

1. しっかり密封できる蓋付きの瓶の中に生クリームを入れ、蓋をして激しく振ります

2. 蓋を開けてみて、ムース状になったら出来上がり。とろみが足りなければまた蓋をして振り続けます

ボールに生クリームだけを入れ(砂糖は加えない)、ハンドミキサーで角がピンと立つまで攪拌します。

1. ケーキを水平にスライスする

2. 下側のケーキ全面にラズベリージャムを塗る

3. ホイップまたはシェイクしたクロテッドクリームもどきを載せる

4. パレットナイフで広げる

5. 上のケーキを載せてジャムとクリームを挟む

6. 茶こしで粉砂糖を振りかけて出来上がり

紅茶と一緒にいただきます

切り分けた状態