ここのところ日本ではアフタヌーンティーブームなのか、ホテルやカフェでアフタヌーンティーのセットが食べられるようになりました。スターバックスをはじめとしたコーヒースチェーンでもスコーンが置いてあるお店が増えましたね。世界の料理比較第2弾はスコーンを取り上げたいと思います。世界の…といっても実際には英語圏のみなのですが…日本をはじめ非英語圏に探りを入れたらもっといろいろなものが掘り出されるかとは思いますが、今回はとりあえず英語圏のみに留めます。英語圏だけでも、こんなにヴァラエティーに富んでいます。

スコーンはなんとなくロンドンのイメージが強いのですが、発祥の地はスコットランドなのです。日本人の感覚で言うと同じ英国(イギリス)じゃないか…ってことになりますが、現地の感覚では連携している隣の国って感じみたいです。サッカーの試合もそれぞれ代表が出てますしね。スコットランドの王様が戴冠式の時座る石が「The stone of destiny(運命の石)」といい、その形をまねて作ったと言われています。ですからスコーン英国風が原型ですが、一口に英国風と言っても作りてによってレシピは様々です。このサイトでは小麦器、砂糖、バター、牛乳をベースにしたものを英国風にしました。勿論英国人でも卵を入れる人もいますし、牛乳でなくバターミルクを使う人もいるでしょうけど、あくまでもここではそのように統一させてもらいました。

ご存じ何も入れないシンプルなスコーンです。いろいろ食べ比べて、これが一番飽きずに美味しい気がします。上手な人は側面に「オオカミの口」と言われる裂け目が出来るのですが、私はまだまだ修行が足りなくてなかなかオオカミの口に至りません。それでも美味しく食べられますよ。

アイルランドは英国のお隣なので、共通に食べられている料理もたくさんあります。スコーンの発祥はスコットランドですが、ロンドンのあるイングランドよりもアイルランドのほうが民族的にスコットランドに近い感覚があるようです。なのでスコーンはアイルランドの料理と言っても過言ではありません。アイルランド料理は主に松井由美子先生の本を参考にさせていただきましたので、生地に卵を入れて、牛乳とヨーグルトを入れるレシピをここではアイルランド風と統一させていただきました。牛乳+ヨーグルトというのはおそらく現地のレシピではバターミルクとなっているのだと思われます。バターミルクは日本では入手困難なための措置かと思われます。

アイルランドのプレーンスコーンです。ここでは卵、牛乳、ヨーグルトをベースにいれています。
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アメリカにももちろん丸いスコーンはあるのですが、アメリカと言うとスターバックスで食べられる三角形のスコーンのイメージが大きいです。英国やアイルランドはスコーンにジャムやクロテッドクリームをつけて食べることが基本ですが、アメリカは最初から味がついているものが主流で、おやつというよりも朝食やブランチに食べるおかず系のスコーンが多いようです。
材料も薄力粉だけでなく、強力粉や全粒粉を加えたり、牛乳の代わりにヨーグルトやバターミルクを使ったり、若干パン感覚のレシピが多くみられます。

アメリカのスコーンと言ったら真っ先に思い浮かぶのがチョコチップの入ったスコーン。板チョコを割って大き目なチョコチャンクで作っても、また美味しいですね。
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ハワイも一応アメリカの一部なのですが、気候が違うので料理などもだいぶ変わっていますね。このスコーンはハワイで食べられているというブルーベリーとクリームチーズを入れたスコーンですが、生地がやわらかくスコーンというよりケーキみたいです。
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カナダにも英国風の円筒形のスコーンやアメリカ風の三角形のスコーンはあるのですが、カナダのスコーンを調べていくうち大きくて平たいスコーンが目に入りました。これが主流かどうかはわかりませんが、1つの特徴として面白いなと思います。
また、カナダはベリー系のレシピが充実していたりメープルシロップを加えたレシピなどが多く見られ面白いです。一つ上のハワイのスコーンにも何となく通じるものがあるようです。

カナダと言えばメープル…ってくらい楓やメープルシロップは代名詞のようになっていますね。このスコーンはメープルシロップをたっぷり入れて胡桃を飾りました。メープルの味わいと胡桃とクランチの口当たりが楽しいおやつです。
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ニュージーランドも英国から移住してきた人たちによって作られた国なので、英国と同じような料理が存在します。英国風の丸いスコーンも米国風の三角形のスコーンもある中、四角いスコーンを発見しました。これはニュージーランドならではなので、四角いスコーンを作ってみました。中に入れるフルーツはデーツ(棗)がポピュラーなようです。

アメリカ風に記事を広げて四角く切ったスコーンです。表面をもっと滑らかにしたかったのですが、でこぼこになってしまいました。お愛嬌で(笑)
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最後はオーストラリアです。オーストラリアもニュージーランド同様英国風の円筒形のスコーンを食べているようですが、変わり種としてスプライトを使ったスコーンが検索に引っ掛かりました。「世界一簡単なスコーン」と紹介されていて、確かに作るのはとても簡単でした。ただ、食感があまりにも違うので、果たしてこれはスコーンなのか?という疑問が若干生じます。まあ、食べる分にはメロンパンみたいで美味しいですよ。

ネット上に出回っているレシピはスプライトをそのまま注ぎ入れるのですが、私はレモン汁、砂糖、炭酸水を加えて作ったみました。
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