恩田陸さんの『スキマワラシ』の中に出てくる料理です。主人公のサンタくんは東京で料理人をやってましたが、今は実家に戻ってお兄さんの古道具屋手を伝っている。彼は特定の「モノ」に触れるとそれに関わった人の感情を感じることができる不思議な能力を持っています。しかし、ここでは彼の作る料理にのみ焦点をあてましょう。
古道具屋の片隅にカウンターがあって、そこで常連さんだけを対象としたちょっとした居酒屋のようなことをやっています。そこで出される料理が…
これらは「時しらず」といって季節に関係なく常備しているメニューのようです。トリッパがわからなくて調べてみたところイタリア語で動物の胃袋を総称していて、イタリア料理では牛の第二胃袋=ハチノスを指すようです。ハチノスは近所のお店では売ってないので、今回は鮪と玉子焼きとポテトサラダを作ってみました。
まずは玉子焼きです。これに関しては特にレシピが見つからなかったので、玉子焼きの芯と思って真ん中にいれてみました。ただ、切り干し大根を細かく切って玉子焼きの駅汁の中に入れる…という方法もあったかもしれません。
出し汁

1. 切り干し大根は水に約30分漬ける

2. だし汁を煮立て、切り干し大根の水をよく絞ってから加えて煮込む

3. 切り干し大根が煮えたら、網に空けて水分を切る。ボウルに卵を割り入れ、よく溶きほぐし調味料を加える

4. 玉子焼き用フライパンにごま油を敷いて熱し、卵の約半分を流し入れる

5. 水気を切った切り干し大根を芯になるところに並べる

6. 切り干し大根を巻き込み、残りの卵液を加え、焼けてきたらその上に巻き込む

7. 焼きあがったら包丁で一口大に切る

8. 断面を切り分けた状態